お祭り金魚の飼育メモ、その後。

子どもの自由研究用にと思ったら拒否されたのでブログでもやろうかと。

お祭りですくってきた金魚

 

2017年秋、お祭りで娘がすくってきた金魚6匹。

きれいな赤&白模様の子はすぐ死んでしまい、最終的に生き残ったのは3匹。

 ① 赤い小さ目の金魚「ちび金」

② 赤いでっかい金魚「でか金」

③ 黒い出目金「金くろぞう」

 

娘は早々に飼育を忘れ、結局わたしがお世話をすることに。

でか金は餌を根こそぎ食べる。そしてさらにどんどん大きくなる。

ちび金は気分がいいときだけ食べる。

金くろぞうは、ラッキーだったら食べる。という3匹のスタンス。

 

金魚鉢に近づくと、でか金がよってくる。

水面で口をぱくぱくする。

ついかわいくて餌をたくさんあげたくなる衝動にかられる。

 

わが家の金魚鉢はちょうちん型。

だからか、なのかわからないけど、金魚が餌を食べるとき、カリカリッコリコリッカチカチッと音が響く。

最初は何の音なのかわからなかったけど、どうやら、食べるときの音。

水替えの際、バケツで餌をあげると、そんな音はしないから、金魚鉢ならでは、なのかも。

 

水草だけでは水が汚れる度合いが激しいので、ネットで検索して、水作くん、というまるで「あはれ!名作くん」のような名前の濾過機(小)を購入。

入れておくだけ、と書いてあったので、本当に入れておくだけでいいと思っていたら、どうやらモーターも必要らしい。

説明書は読まないタイプだということを、ここでも悔いる。

生まれてこの方、何度悔いたことだろう。学ばないなぁ、自分。

モーターの到着までさらに2日。

無事に到着し、少々うるさいけど水もキレイになって、まぁまぁ、満足。

金魚がうれしいかどうかは不明。

 

2018年4月9日。

ふと見ると、金くろぞうが、ちび金を追い掛け回していた。

初めて見る光景。

気の小さい 金くろぞうにいったい何が。

よく見ると、でか金もおいかけている。

何? 2匹でいじめ? ちび金を? お前まで? 金くろぞう!

 

おいかけっこは翌日も続き、心配になってgoogleさんに助けを求めると

 

「産卵でしょう」

 

という記事を発見。

 

まさか。

と思ったけど、一応、金魚鉢のなかをじーさん用のハズキルーペをかけてくまなくチェック。

すると。

 

 

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おやっ。

 

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まさかの産卵確定。 

 

でも、この時点では無精卵なのか有精卵なのかはわからない。

無精卵は白くなってカビが生えるらしい。

有精卵は黒い点々がでてきて、なんとなく魚らしきものが中にいるのがわかるらしい。

 

見ていると、3匹が一生懸命卵を食べている。

びっくりしてgoogleさん再登場。

 

食べるらしい!

食べすぎて死ぬこともあるらしい!

 

3匹を金魚鉢からバケツに 移動。

ずっと濾過機をつけていたことだし、無精卵だろうけれども、金魚鉢は洗わずにそのまま放置。濾過機もストップ。

 

 

卵発見から3日目くらいで、子どもが

「まま~、卵に黒い点々がついてるよー」

 

見ると少し白っぽい卵に、黒い点々。

これは目ではなくてカビだろう。

カビが生えるって書いてあったし。

 

 4日目

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カビとはいいきれない何かがいる。

なんだろう!(金魚です)

 

けっこうな割合で白くなってしまってたけど、ちゃんと細胞分裂して、写真のように成長しているものも、これまたたくさんいる。

なんと!

お祭りの金魚が卵を産むなんて。

しかも、ちゃんと受精して細胞分裂し続けているなんて。

(差別ではない)

 

そして卵発見から6日目、今度は5ミリくらいのメダカのようなものが数匹、金魚鉢の壁にぺったり。

死んでる?と思ってまたもやgoogleさん。

稚魚はしばらく水草や壁にぺたっと張り付くらしい。

 

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↑ (写真左上)メザシではない。

 

 

かと思うと、目の前を何かが高速移動。

えーっと、何か違う生物が混じったか?と思ってまたじーさんのハズキルーペで瞬きもせずに観察すると、金魚の稚魚の仕業。

きっとこの高速移動のために壁に張り付いて英気をやしなっているに違いない。

たぶんね。

 

 

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↑ これは張り付くのではなくて、水中に縦になって浮いている稚魚。ボウフラのよう。

 

残りの卵を見ると、中がぐるぐる動いている。そして、見ているそばから孵化する、孵化する。

思わず動画をとってしまった↓

   


孵化

 

全部孵化したのは、4月17日。

この撮影していた卵のすぐそばで、一匹、殻から抜けられず、そのまま動かなくなってしまったのもいた。

生き物の世界だなぁ。

さて、何匹いるんだろう。100はいないだろうけど、7~80はいるはず。

どうする、おい。

 

 

 

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